初めに
今回は、エヴァンゲリオンを全く知らない人間(私)が、シン・エヴァンゲリオン劇場版:||を一番最初に見てしまい、号泣しまくって死にかけた話です。
なぜ映画を見に行ったのかというと、友達に誘われたからです。友達は序・破・Qを見たらしいのですが、自分は全く知らなかったので遠慮しました。
だがしかし、友達は「序・破・Q見てもわからんかったから大丈夫」という謎理論を私にぶつけてきたので、軽い気持ちで見に行くことにしました(地獄の始まり&私は馬鹿だった)
ちなみに、シン・エヴァンゲリオン劇場版:||は、簡単に説明するとエヴァの最終話となります。なので、この記事はつまり、
「エヴァなんも知らんのに最終話を見てしまって、最後の結末だけ知ってしまった世界一不幸なエヴァファン人間」
というお話しです。
もうこれだけは言わせてください。
エヴァ知らないけど見てみたい人、ぜっっっっったいに、シンエヴァだけは最初に見んといてください!!!!
これです。結論これです。これだけ守れればエヴァとか人生どうにかなります。これだけ覚えて帰ってもらったら大丈夫です。
それでは、本題に入っていきましょう。
注意:この記事はネタバレを含みます。映画を見たことがない方はここでお帰りください。絶対に読まないでください。シンエヴァを見ていない方は絶対にブラウザバックしてください。多分私と同じく、後悔しますよ。
最後の警告です。
エヴァ知らないけど見てみたい人、ぜっっっっったいに、シンエヴァだけは最初に見んといてください!!!!
エヴァを全く知らない人間がシンエヴァを見た結果→号泣しまくり死にかけた話
まず、ここで私がどれだけエヴァンゲリオンを知らなかったのかを明らかにしておきましょう。
・エヴァンゲリオンのTV版を一切知らない(見てない)
・旧劇場版も一切知らない(見てない)
・序・破・Qも一切知らない(見てない)
・まずそもそも、シンジくんって誰?まず年齢いくつ?
・レイ、誰?
・アスカ、誰?
・ゲンドウって誰?
・エヴァって、何?ロボット?
・使徒とはなんぞい?
・そもそも何が地球で起きてるん???
細かく書くと多分無限に書けてしまうので割愛しますが、これぐらいエヴァを知りませんでした。
いやだって、そりゃあTV版も序・破・Qすら一切見てないんですから。逆に知っていることを書いてみます。
・残酷な天使のテーゼ
・シンジくん→男の子
・アスカ、レイ→女の子
わあ、すごいですね。知ってること少なすぎますね。
さて、それでは、マジでエヴァを知らない人間がシン・エヴァンゲリオン劇場版:||を見た結果をお話ししていきます。
追記:12/31は人類補完計画が発動した日らしいです!!
【今日は何の日?】12月31日は「人類補完計画が発動」
『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』での出来事。日付は2015年12月31日。凄惨な光景を目の当たりにしたシンジの絶望が引き金となり、サードインパクトが発生。人類の身体が崩壊し、溶け合う意識の中でシンジが望むのは… pic.twitter.com/1V4OtbbWsq
— ライブドアニュース (@livedoornews) December 30, 2021
いざ、映画館へ行き視聴
さて、ここからお話ししていきます。まずは冒頭のシーンですね。ネタバレはしたくない派なのでしませんが、最初の状態で何が起きているかは全く分かりませんでした。
なにより、もうとにかく作画がやばいのです。CGはえげつないし、戦闘シーンはかっこいいわで、冒頭の映像だけで意味もわからないのにかっこよさ、大迫力というだけでもう興奮しまくって鳥肌が立ちまくりでした。
物語が全くわからないのに、多分周りより興奮していたと思います(機械がメカメカしていて、戦闘シーンがカッコ良すぎた)
中盤
映画の中盤にきました。全くわかりませんが、とにかく全く分かりません。何を目的にしているのか、そして今何に向けて動いているのか全く分かりません。
ただ、とにかく絵が綺麗で、そして声が綺麗でただただ癒されていました。
そして戦闘シーンが再び始まるのですが、これまた何で戦っているのか、そしてこれがなぜまずいのかだとか、作戦を聞いても意味が分かりません。
ただ、かっこよくて興奮していました。
終盤
そして、終盤です。
注意:ここからはネタバレを含みます。映画を見たことがない方はここでお帰りください。絶対に読まないでください。シンエヴァを見ていない方は絶対にブラウザバックしてください。多分私と同じく、後悔しますよ。
再び警告です。
エヴァ知らないけど見てみたい人、ぜっっっっったいに、シンエヴァだけは最初に見んといてください!!!!
終盤を見た
ここから終盤の話をしていくわけですが、中盤の内容も含みます。
まず、ミサトさんが銃で撃たれるシーンで泣きました。
そして、ミサトが言った、「大丈夫よ、尉、碇シンジ君父親に息子が出来ることは、肩を叩くか、殺してあげることだけよ」というセリフで号泣しました。
ストーリーはわからないのですが、ついに、決着をつけるのだなと。自分、家族が絡んで来ると弱いんですよね。そして、最後の「いってらっしゃい」でまた無事号泣しました。
そして、ゲンドウの回想シーン。ユイに会いたいという気持ちが溢れていて、ここで泣きかけました。「ユイに会えぬまま、新たな槍がここに届くか、残念だ。」というセリフで無事泣きました。
そして、次のミサトさんのセリフ、「お母さん、これしかあなたにできなかった、ごめんねリョウジ。」で号泣しました。こんなセリフを言われたらもうやばいです。記事書いているリアルタイムでちょっと泣けてきそうです。
からのゲンドウのセリフ、「他人の死と思いを受け取れるとは、大人になったな、シンジ」で号泣しました。ついに、「大人になったな」と。
「すまなかった、シンジ」からの「そうか、そこにいたのかユイ。」で号泣を超えました。
そして少し飛んでシンジくんの「うん、涙で救えるのは自分だけだ」というセリフでグッときました。
そして、最後、シンジの「だれ?綾波?」から「いや、違う、そうか、この時のために、ずっと僕の中にいたんだね、母さん。やっとわかった、父さんは母さんを見送りたかったんだね、それが父さんの願った神殺し」というセリフでゲンドウとユイを見て号泣しました。
ここら辺で日付のない墓標が流れるのは反則です。
ここがやっぱり一番号泣しました。コロナなのでマスクをして見なくちゃいけない訳ですが、泣きまくるせいで顔面が恐ろしいほどやばいほどに。
あんた海水浴でも行ってきたんか状態になっていました。ティッシュ箱を持って行って本当に正解でした。
そして映画終了
無事に映画が終わった訳ですが、エンドロールの宇多田ヒカルの歌がもうシンエヴァに合いすぎていて…。号泣していた自分を慰めているかのような美しい落ち着く音色。綺麗な声。
そのエンドロールをただぼんやりと、まるで魂が抜けたようにぼーっと、見つめていました。現実なのに、現実じゃない感覚に陥っていました。
そして最後に、「終劇」と書かれた画面が映された時には、ああ、本当に終わってしまったのかと、現実を受け入れませんでした。それほど感動していました。
何でエヴァ知らない奴がエヴァ知ってる人より号泣してるんじゃというツッコミがめちゃくちゃ来そうですが、マジで映画館で自分が一番号泣してたと思います。
(そしてこれが初めてのエヴァ、何も知らない状態でこの有様なので、エヴァを知ってからシンエヴァを見るとこれ以上に感動してしまうなと、合計3回見てしまった訳です…。)
上映が終わり、映画館の照明が点く
映画館に行ったことがある方ならわかると思いますが、上映が終わると消えていた照明がつきます。(上映が始まる前に照明が消える)
そりゃそうだろって言われたらそうですが、この照明が点くまでの時間が勝負なのです。
初めてエヴァを見た、エヴァ何にも知らない人間が号泣しまくって崩壊に極限に近い自分の顔面を照明が点く前に修正し、多量の涙を全て拭き取り、隣にいる友人、そして見にきた他のお客さんにバレないようにしなければいけないのです(単純に号泣しまくっているのを見られるのが恥ずかしいだけ)
とにかく急いでティッシュで多量の涙を拭き取りましたが、充血した目はどうにもなりませんでした…。充血した目をどうしようかと考えていたらもうその時には照明がついていたのです。時すでに遅し。
「号泣しまくってたから友達引いてるかな」とか思いながら恐る恐る友達を確認すると全く気づいていない様子でした。鈍感すぎ。
なんか物音は聞こえていたようですが、何か食べてんのかなと思っていたらしいです。鈍感すぎ。
というわけで、映画を見終わった訳ですが、ここまで読んでいただいた方からこうツッコまれるかもしれません。
「え?ここまでだと、ただのヲタクが号泣しまくっただけの話じゃん。死にかけたって何よ?」
ぐうの音も出ないです…。ど正論です…。そうです。そうなのです。ここまでをまとめると、「映画の感想を書いて、号泣しまくったよ」という記事内容です。
なので、「死にかけた」とは一体なんぞいという話になる訳ですが、ここからが死にかけた話、私にとっては本題です。そして地獄です。
ここから私の地獄の日常が始まります。
シンエヴァ見てから死にかけた
映画を見た後は大丈夫でした。
その後友達と解散して家に帰って付録を眺めて興奮していました。ただ、ここからが地獄でした。なぜなら、
「エヴァを全く知らないのに最後の結末だけ知ってしまったッ!!!!!」
もう人生終わりです。記憶は少なくとも自分は消せません。
なので、どう足掻いたとしてもエヴァシリーズを見終わってからシンエヴァを見て感動することができないのです。
この記事を読んでいるあなたにもありますよね?そのような経験が。「記憶を消してもう一度見たい」と。
エヴァを知らないのに結末だけ知ってしまった私は後から発狂しました。なぜあの時軽率に友達と一緒に映画館に行ったのだと!!!お前は馬鹿なのかと!!!!せめて序・破・Q見てからいけばよかったのに…。と。
こうなってくると、もう止まりません。TV版見ておけばよかった、旧劇見ておけばよかった、あの日行かなければよかった…。なんていう後悔という後悔が波のように押し寄せてきて私の精神を蝕んでいきました。
皆さんもありますよね?「あの時こうしておけばよかった…。」と思ってしまうこと。「あの時もっと勉強しておけば…」「あの時もっと頑張っておけば…。」「あの時あんなことをしなければ…。」と。
私はそれの、「あの時シンエヴァを見なければ…。」に該当する後悔をしまくりました。
人間なら後悔をします。なのでわかると思いますが、現時点だといくら後悔しても過去は戻ってきませんしやり直すこともできません。
それがわかっているからというのもあり、本当に、「なんであの時軽いきい持ちでシンエヴァを見たのだろう」とずっっと後悔しまくりました。
結果、もう鬱状態になり、気が狂いそうでした。そして、私に一つだけ残された未来、「エヴァシリーズを全て見て、またシンエヴァを見て精神をリセットしよう計画」が実行されました。
名付けて、「精神補完計画」です。
精神を補完するため、エヴァシリーズを見ることに
とにかく精神がまずいので、色々と見方は調べてみたりしたのですが、エヴァが公開された順に見ていけばええやろ、という考えでシリーズを見てみました。
そして、レイ、トウジ、シンジなど、大体のことがわかったので、2回目のシンエヴァを見に行くことにしました。
2回目のシンエヴァ
予想通りですが、ストーリーを知っていたのでもう一回目とは比べられないほど号泣しまくりました。誰がどんな気持ちだったりだとか、キャラの背景、ストーリーがわかると信じられないほどにのめり込んで泣きまくりました。
そして、シンエヴァが近いうちに終わってしまうらしいので、あともう一回ぐらい見に行こうということで、3回目のシンエヴァを見に行くことにしました。
3回目のシンエヴァは、2回目のストーリーなどの知識+YouTubeなどでのシンエヴァの解説動画をほんのちょっとだけ見てからいきました。
なるほど、そこはそういうことだったのか、だったりが知れてとても面白かったです。
3回目のエヴァ
死ぬほど泣きました。
もう泣かないぞ!流石に2回目やし泣かんやろとか余裕ぶっこいていた自分が馬鹿でした。日付のない墓標が流れたら瞬殺でした。
そしてまた最後のゲンドウ、ユイシーンで号泣でした。
そして、映画館に行って気づいたのは、平日の夜なのに最終上映ということなのか、人がめちゃくちゃいました。
一回目と2回目はそこまでいなかったのですが(2回目に限ってはスカスカすぎた)3回目は本当にやばかったです。
コロナなので一つ分席を開けて座る訳ですが、それでも全部の席がほぼ埋まっていたので、正直泣くのはめちゃくちゃ抑えてました。ですが、最後で号泣。
もしコロナじゃなかったらと思うとやばいですね。隣に全く知らない人が座っていて、その状態で僕がマジで死ぬほど号泣してしまうので、自分も恥ずかしいですし、隣の人はちょっと引きそう…。とか思っていました。
シンエヴァが最高だった
とにかく、これにつきますが、シンエヴァが最高でした。
作画も、ストーリーも神でした。本気で泣きまくりました。本当に最高の映画でした。
エヴァシリーズ、いつか映画館で全部上映してくれないかなあと願っています。
というか、いつか実現してみたいですね。
最後に
まとめると、
・マジで泣きまくった
・あとあと後悔が押し寄せてきて鬱、後悔で死にまくる
・エヴァシリーズ全部みて映画を見て少し緩和された
・何回シンエヴァ見ても自分は泣いてしまうと確信した
というお話でした。
エヴァ、最高。
人生を変える作品に出会いました。絶対に、エヴァは最初から見ましょう。私みたいに後悔してしまわないように。
それではここまで読んでいただきありがとうございました。SNSシェアなどしてくださると嬉しいです。それでは!
「さようなら、すべてのエヴァンゲリオン。」
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