初めに
今回は、抜毛症である私が言われると嫌だったこと、嫌なことについて書いていこうと思います。あくまで私個人が言われたら嫌なことですが、抜毛症の方は多分こういうことを言われたら嫌だろうなというのは分かるので、それに基づいて書いています。
抜毛症について知らない方は、下記の記事の最初の方に書いていますので、ご覧ください。

言われると嫌なこと①:キモい
これは誰でも言われたら嫌かもしれませんが、抜毛症の人の多くは抜毛症の症状について非常にコンプレックスを抱えています。
なので、友達だったり周りの人に冗談でも「キモい」と言われるとかなり苦しいです。
言われると嫌なこと②:なんで抜くの?
何気ない言葉ですが、結構聞かれると嫌です。なぜかというと、抜くのには理由がなかったり、ストレスから解放されたくて抜いていたり、やめたくてもやめられないというケースが多いです。
なので、「なんで抜くの?」と聞かれると抜毛症の人はさらに自分を攻めてしまったり、自分のことが嫌いになってしまいます。
言われると嫌なこと③:抜くのやめなよ
これもアドバイスみたいで、嫌な言葉とは認識されないかもしれませんが、抜毛症の人はずっと抜毛症をコンプレックスに感じており、本人は抜きたくなくても抜いてしまっている自分に心底嫌気が差しています。
なので、抜くのをやめなよ等のことを言われると、やめられない自分に対して嫌気が刺したり、さらには「なんで自分の苦しさを分かってくれないの?」「やめられるんだったらこんな気持ち悪いことさっさとやめてるわ!」とイライラしたりします。
言われると嫌なこと④:なんで毛がないの?
抜毛症というのは自分で体毛を抜いてしまいます。よくあるのが髪の毛、眉毛、まつ毛などです。それらの体毛はないことが目立ちやすいので、「なんで毛がないの?」と聞かれがちです。
毛がないというのは、先天性だったり、抜毛症、脱毛症である可能性があるので、聞かない方が良いです。例えばですが、禿げている人に「なんで禿げてるんですか?」などと聞くのは大変失礼ですよね。
抜毛症も同じだと思っていただけると嬉しいです。
嬉しい接し方
・体毛がない部分を会話の時などにあまり見つめすぎない
(見つめすぎれると、「あっ、気づかれたな。。」と思ってしまいます)
・普通に接する
(抜毛症のことに関して一切触れず、普通に接してくれると嬉しいです)
まとめ
今回は、抜毛症の人が言われて嫌なことについて書きました。
抜毛症を発症している人は、他人が思うより異常に自分にコンプレックスを持っていることが多く、毛を抜いてしまう自分が嫌いで嫌いで、世間の目が気になって気になってストレスがかかってまた抜毛症がひどくなって…の繰り返しです。
なので、おそらく抜毛症(それに限らずですが)だと気づいた時は、普通に接してください。絶対になんで抜いてしまうのだとか、この記事で紹介したことを言わないでください。
抜毛症の人が一番嬉しいのは、抜毛症を持っている自分を全て受け入れ、全く外見を気にしないでくれることです。それだけで抜毛症の人は救われます。
何度も言いますが、抜毛症の人の多くは自分に異常なほどコンプレックスを抱えています。少しのことでも傷ついてしまいます。
ここまで読んでいただきありがとうございました!SNSシェア、拡散などよろしくお願いいたします!




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